2010年8月15日日曜日

語学学校について



これまでほぼ遊びのことしか書いてなかったので、今回は語学学校のことについて書きます。

僕が通っていた ELS という語学学校はアメリカ各地にあり、だいたい何かの大学の中に入っているらしいです。
僕が通ったのは、ピッツバーグのダウンタウンにある Point Park University という大学内に入っているELSでした。


Point Park University は私立のわりと小さい大学で、広いキャンパスとかはなく、街中に建っている何棟かのビルが大学、という感じです。

授業は1コマ50分で、午前4コマ、午後2コマの計6コマです。
午後3時半には終わってました。
生徒はレベルに応じてクラス分けされ、僕のクラスは

- Idioms (慣用句)
- Reading & Writing
- Structure and Speaking Practice (内容はほぼ文法)が2コマ
- Listening & Notetaking
- Vocabulary

の5種類6コマでした。
これが教科書たち。


僕は個人的に、日常的に使われる言い回しとか発音とか、いわゆる英会話的なものを習得したかったのですが、「話す」ことに特化した授業が無かったのが残念でした。

恐らく、日本人は文法とか単語はよく知っています。ただ、喋れません。
逆に他の国の人は、文法とかスペルはメチャクチャですが、会話はできていました。

たぶん、日本人は「文字」で英語を学んでおり、それに対して、他国の人は「音」で英語を学んでいるのだと思います。
もう少し拡大解釈すると、日本人にとって英語は「勉強」するものでありむしろ学問に近く、英語を使って「生活」するとかいう考え方は、そういえば持ってなかったなあと思いました。

これは、やはり日本が島国であるということも大きく寄与していると思います。
ELSでメキシコ人の Alex という友達ができましたが、メキシコの公用語はスペイン語ですが彼は英語も良く喋れていました。
恐らく彼らは、一般人レベルで、他の国との深い交流があるんだと思います。

こういった意味で、やっぱ日本って内に閉じているなあと思うことは今回多々ありました。

ちょっと話がそれましたが、

僕のクラスは合計15人で、けっこう色んな国の人がいました。
やはりサウジアラビア人が多かったですが、そのほかコロンビア人、スイス人、トルコ人、韓国人、中国人がいました。
サウジは国が全部お金出してくれるみたいです。

ほかピッツバーグELS全体で言うと、台湾人もけっこういたし、あとリビアとかタンザニアとか、ハイチから来た人とかもいました。
日本人は僕以外いなかったです。

授業の内容自体は、上述のように日本人にとってはそれほど難しいものではありませんでした。
ただ、すべての授業はもちろん英語で行われるのですが、先生によっては、聞き取りやすい人とそうでない人がいて、それが苦労しました。

とりあえず今回はこのへんで。

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